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整形外科でレントゲンを撮ったとき、「橈側偏位」「回旋変形」といった聞き慣れない言葉を説明されて戸惑った経験はありませんか。専門用語が並ぶと、自分の足に何が起きているのか実感が湧きにくいものです。外反母趾は単に親指が横に傾く変形ではなく、いくつかの要素が組み合わさって起きています。今回は外反母趾のレントゲンで見えてくる変形の要素について整理します。
レントゲンでわかること
整形外科では、立った状態で撮影するレントゲンをもとに、親指の傾き具合を角度として数値化することが一般的に行われています。この角度は「外反母趾角」と呼ばれ、進行度の目安として使われることが多い数値です。ただし角度だけを見ても、実際にどのような動きで変形が進んでいるのかまでは分かりません。橈側偏位、回旋変形、短縮といった複数の要素を分けて理解することで、足の状態をより立体的に捉えることができます。角度という一つの数字の裏側には、いくつもの動きが積み重なっているということを知っておくと、自分の足の状態を理解する助けになります。
橈側偏位とは
橈側偏位とは、親指の骨(基節骨)が親指の外側方向へずれていく状態を指す言葉です。中足骨と基節骨の間の関節がずれることで、親指の先端が小指側へ傾いていきます。靴の中で指が押し込まれる状態が続くと、このずれが徐々に進みやすくなると考えられています。特に先の細いデザインの靴を長時間履く習慣がある方は、この偏位が進みやすい環境に足が置かれていると言えるでしょう。日々のちょっとした圧迫の積み重ねが、レントゲン画像として現れてくるのです。
回旋変形とは
回旋変形は、親指自体がねじれるように回転してしまう要素です。正面から見ると分かりにくいのですが、爪の向きが内側や外側に傾いている場合、回旋が起きているサインのひとつとされています。回旋が加わると、見た目の変形以上に足裏への負担バランスが崩れやすくなる点が特徴です。角度の数値だけを見て「軽度だから大丈夫」と判断しても、回旋の程度によっては歩行時の負担が想像以上に大きくなっていることもあるため、注意が必要です。
短縮などその他の要素
変形が進むと、親指の骨が短く見える「短縮」や、中足骨同士の開き(開帳足)が同時に起こることもあります。骨自体が短くなるわけではなく、傾きによって見かけ上短く見えるという点も知っておきたいポイントです。これらは単独ではなく、複合的に絡み合って進行するため、角度の数値だけで一律に判断しにくいのが外反母趾の特徴です。同じ角度の数値であっても、どの要素が強く出ているかによって、感じる痛みや靴の合わせにくさは大きく変わってきます。ご自身の変形がどの要素の組み合わせなのかを知っておくと、靴選びやケアの方向性を考えるうえでのヒントにもなります。強い痛みや腫れ、熱感を伴う場合は、まず整形外科など医療機関で状態を確認していただくことをおすすめします。
まとめ|整足院 堺店でできること
整足院 堺店では、フットプリンターによる測定やイラストを用いた説明を通じて、変形の要素をできるだけ具体的にお伝えしながら、整足テーピングによる補整を行っています。角度という一つの数字だけでなく、その裏側にある動きまで含めてご説明することを大切にしています。レントゲンをすでにお持ちの方は、その内容も参考にしながら、日常のケアの方向性を一緒に考えることもできます。効果には個人差がありますが、変形の仕組みを知ることは、ご自身の足と向き合う第一歩になります。白鷺駅徒歩5分、完全予約制の当院までお気軽にご相談ください。
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