ブログ Blog

「歩くとすねの内側がだるくなる」「土踏まずが以前より低くなった気がする」——こうした変化の背景には、後脛骨筋という筋肉の働きの低下が関わっていることがあります。ここでは外反母趾と後脛骨筋機能不全の関係について、仕組みとセルフチェックとあわせて解説していきます。
後脛骨筋とはどんな筋肉か
後脛骨筋は、すねの内側から足首を通り、土踏まず側の骨に付着する筋肉で、内側縦アーチ、いわゆる土踏まずを支える重要な役割を担っています。この筋肉がしっかり働くことで、着地時のアーチのつぶれすぎを防ぎ、地面を安定して蹴り出すことができます。普段はあまり意識されない筋肉ですが、立ち姿勢や歩行の安定性を陰で支えている存在で、日常のあらゆる動作の土台になっていると言えます。
機能が低下すると起こりやすい変化
後脛骨筋の働きが弱まると、土踏まずを支えきれずアーチが低下し、いわゆる後天性の扁平足につながることがあります。アーチが崩れると足の横幅が広がりやすくなり、指同士が押し合うことで外反母趾の進行を後押ししてしまう可能性も指摘されています。すねの内側の疲労感やだるさは、この筋肉に負担がかかっているサインの一つと考えられます。年齢を重ねるとともに、この筋肉の働きは少しずつ衰えやすいとも言われており、日頃のケアの積み重ねが差になっていきます。
セルフチェックの方法
- 裸足で立ったとき、土踏まずのアーチが以前より低くなっていないか確認する
- つま先立ちをしたとき、かかとがまっすぐ上がるか、内側に倒れないか見る
- 長時間歩いた後、すねの内側に疲労感が出やすいか意識する
- 片足だけでつま先立ちができるか、左右差がないか確認する
片足でのつま先立ちが難しい、かかとが内側に倒れるといった場合は、機能低下が進んでいる可能性があります。
後脛骨筋を保つための工夫
タオルギャザーや、つま先立ちを繰り返す運動は、後脛骨筋を含む足裏を支える筋肉群を使う機会になります。無理のない範囲で続けることが大切です。整足院 堺店ではフットプリンター測定でアーチの状態を確認し、整足テーピングによるケアをご案内しています。強い痛みがある場合は、整形外科など医療機関の受診もあわせてご検討ください。効果には個人差がありますので、無理のないペースで取り組んでいただければと思います。日々の小さな積み重ねが、アーチの状態を維持するうえで大切になります。
靴選びとインソールの活用
土踏まずをやさしく支えてくれるアーチサポート付きのインソールは、後脛骨筋にかかる負担を分散させる助けになることがあります。既製品で合うものが見つからない場合は、専門家に相談しながら足の形に合ったものを探すことも一つの方法です。靴のかかと部分がぐらつかず、しっかりホールドされているかどうかも、選ぶ際のポイントの一つになります。合わない靴を我慢して履き続けることは、かえって負担を長引かせる原因になりかねませんので、早めの見直しをおすすめします。
まとめ|アーチを支える筋肉にも目を向ける
外反母趾は指の変形だけでなく、それを支える筋肉の働きとも関係しています。見た目の変形だけでなく、支える筋肉の働きまで含めて確認することが、日常の負担を減らす手がかりになります。整足院 堺店は完全予約制で、白鷺駅から徒歩5分の場所にあります。土踏まずの変化が気になる方は、一度ご相談ください。
-
内反小趾の歩き方改善のコツ|外側荷重を直す3つの練習法を紹介
- 2026/09/03
-
足に関する豆知識
-
足底腱膜炎の超音波療法とは|整形外科での位置づけと保険の目安
- 2026/09/02
-
足に関する豆知識
-
浮き指と消化不良|足裏の反射区から探る内臓との関係・整足院が解説
- 2026/09/01
-
足に関する豆知識

